残存雑木林の植物の移転も6月中に

sugama-stop2007-06-21

民間企業としては最大の協力をしていただいたと考える。

今日の作業 箱の移動 印付け 箱上げ 
午後は堀り取る植物に印付け
オケラ6本 サイハイラン2株を採取し保護してもらう
オケラも上尾市内では他に見かけない種になっている。
サイハイランも山地に行けばよく見かけるが上尾市では少なくなった
私はヤブラン6株 リンドウ1株(2本)ツリガネニンジン2株 ヌマトラノオ4本 自宅に保護
  
  
雑木林を1部でも残したいが、上尾市をはじめ行政が動かない以上あきらめるしかない。
しかし あちこちに移植したものを通して
人間の愚かさをしってもらいたい。
2度と同じことを繰り返さないための
反面教師にしてもらいたい。


写真 
若いメンバー場が
「自然を少しでも残したい」と
サイハイランの根を探し、移植準備
サイハイランは葉が枯れて
場所がわかりにくい。
1週間前確認していたのに
見つからなかった場所もあった。


自然を破壊し、
「園芸品種の植裁をして緑地率クリアー。」
なんておかしくありませんか。
植裁した植物と
多くの種類で構成された雑木林の植物が作る酸素は
どちらが多いのだろう
ショッピングモールも
自然の雑木林があった方が
21世紀のあり方ではないか。
相変わらず 
コンクリートの山と外国産の植裁木の植え込みにする方いいのだろうか。

それを喜ぶ市民もいるのだろうか。
ちょっと立ち止まって考えて欲しい。


酸素の供給源を破壊し、
二酸化炭素の削減ばかりいう滑稽さ
子孫が必要とする様々な遺伝子を平気で破壊する異常さ

こんな時代はまもなく終わることを願うのみ


今度の土曜・日曜は絶滅危惧種の移植でもしよう。
果敢にキンラン、ギンランの栽培に挑戦してくれる人たちがいる。
自生地をお持ちの方もいる。
少しでもこの森が復元できた折には増えて戻ることを願う。
増えなくても仕方ない。

さわやかな空気よりも目前の便利さの追求
それが今の日本人の選択のようだ。

でも ほんとうかな。