2011-01-01から1年間の記事一覧

あっ フデリンドウが

移植作業が終わって一息つきました。 一息がながあーいのは歳のせい。 とにかくなにをどれだけ移植したか確認に行きました。 この忙しい年の瀬に関わらず 手伝ってくれる仲間の皆さん。 なんとありがたいことか。今回移植した樹木は3箇所で約50種 600本ぐら…

会員の感想です

お疲れさまです。 今日で移植作業は一段落ですね。 守る会の皆さんの仲間に加えてもらい、移植作業をしながら私なりに感じたことを書いてみます。 ついこの間、初めて大正製薬の森(だった)に足を踏み入れた時、色とりどりの落ち葉に目を奪われました。 湿…

会員の感想です

お疲れさまです。 今日で移植作業は一段落ですね。 守る会の皆さんの仲間に加えてもらい、移植作業をしながら私なりに感じたことを書いてみます。 ついこの間、初めて大正製薬の森(だった)に足を踏み入れた時、色とりどりの落ち葉に目を奪われました。 湿…

あげお道路わきに里山再生の夢を

今日も元気に作業です。 大宮国道事務所との共同作業。 あした 植え込むための準備。 大正製薬の森のすばらしい表土をダンプで運んで均す。会員は表土の中のアズマネザサとクズとセイタカアワダチソウをできるだけ取り除く作業です。 これがあると里山は再生…

巨木5本の自然保護

巨木5本の自然保護 ないよりいいと思います。 下草がそのまま保護されるなら少しは意味があります。 しかし どこへか知りませんが移植をするのだそうです。そして後はコンクリートか建物に。 しかも移植しようという木はクヌギ。クヌギを差別するわけではあ…

大正製薬の森消失 上尾市の対応 企業の対応

今週 埼玉県でも有数の遺伝子資源を持ったこの森は終焉を迎えようとしています。 この森は上尾市が1991年に行った調査の際、大宮台地の最上部(分水域)に当たりながら、湿地性の植物が確認されました。また、北方性の植物や、いまや山間地でないと見られな…

ああ・・・・・消える都市林

今日も必死になって里山の植物を掘り取りました。手伝ってくれる人が増えています。うれしい。買い物に行くと声をかけれいただく。うれしい。 今日はいわゆる雑木を掘りました。かわいいフデリンドウは諦めました。 サルトリイバラは今年はいやにきれいな実…

あげお道路ミティゲーション

今日から大正製薬の森(もう森ではなくなっていましたが)に保護していた植物と表土を道路の環境施設帯に移植します。 わたしたち会員 大宮国道事務所の方 作業の方 落ち葉の下からフデリンドウの芽をたくさん発見 当たり前ですが今の時期にこんなにも大きく…

野の花いっぱい里山再生プロジェクト

野の花いっぱい 里山再生プロジェクト「花いっぱい」ではありません。花が終わったら他の植物に植え替えるようなことはなかったのです。 日本には昔から美しく・可憐な・愛らしい・清楚な・・・野の花がたくさんありました。 上尾でも30年前はありました。…

中止した自然塾三つ又ですが

今日は焚き火でパン焼きをする予定でした。ぬかるんでいることと雨で準備をすることができず中止にしました。 ところが天気もよく参加者が次々に来てくれました。パン焼きはできなかったのですが、皆さんと三ツ又沼ビオトープの自然観察をしました。子どもた…

堤防の野草再生に光が

2年前からの堤防工事で荒川上流河川事務所と話し合ってきました。 野草再生のための方法をいろいろ試行しました。在来の野草が多い部分の表土を、剥ぎ取って新しい堤防に貼り付けてみました。 10月の末見に行きました。[ ワレモコウやノギクが咲き誇っていま…

今度はあげお道路環境施設帯へ移植

野の花 いっぱい里山再生プロジェクト 7月に移植した場所の草とりに追われる毎日です 還暦を過ぎた身には少しきついかなでもこの土や植物たちがいとおしいのです トノサマバッタやショウリョウバッタ コオロギにイナゴたちが大喜びしていますよ5年たったら…

第5回野草サミット

あした野草サミットがあります。 日ごろの気持ちを一生懸命発表したいと思います。 みなさまおまちしています。第5回野草サミット開催場所時間9時30分から15時30分 第一部 はさいたま市 埼玉大学環境共生学科研究等 川と野草 地域の自然を守り次世代に伝えた…

これが商業施設の緑地?

関東平野の貴重な自然を破壊して造られる商業施設 いよいよ緑地が出現 広い駐車場の一角にできた緑地 長く資材置き場になっていたが元は武蔵野の雑木林だった場所 どこから持ってきたのか砂利交じりの土にシラカシとネズミモチが植えられていた。 これが企業…

蝉よ

雨にも負けずに 蝉の大合唱 ミンミンゼミの合間にヒグラシの声が混ざる。 庭の山桜はセミたちで混雑状態。 騒がしい。 子どもの頃からの夏の悩み。 でも今はとてもぜいたくなことかもしれない。聞きながら悩む。 このセミたちの子どもは無事に成長できるのか…

野の花いっぱい 里山再生プロジェクト

2011年8月18日 大学の先生が里山再生について研究してくださることになりました。 わたしたちが経験的に実施してきた里山再生を科学的に検証していただける。とても嬉しい。 里山再生 表土を移植したところは実生の植物が多数 赤土のところは客土の下…

草木もがんばっていますよ

元ポピー畑の移植地は7月7日以後植えました。全く雨が降っていません。朝 水遣りをしています。散歩中の方が水遣りのお手伝いをしてくれました。(感謝感謝)会員の家からペットボトルに水を汲んで運んできました。でもついにダウン。公園のトイレからホース…

引越し 完了

2011年7月10日引越し完了です。 何の引越しですって。 きまっているでしょう。 わたしたちはある製薬会社の森の表土です。 この暑い中 ダンプに乗せられて上尾の丸山公園の元ポピー畑に来ました。 暑さにあぶられて わたしの中にいた小さな生き物の仲間が元…

できるのは移植地の(里)山

昨日は埼玉県庁に情報公開請求していた結果を見に行きました。 埼玉県の職員も結構がんばってくれたようです。 開発会社とゼネコンがどうしても更地で渡すように(貴重な表土や生物を捨てろ)と求めているようです。 (わたしたちを手伝ってくれる会社もある…

わたしは 表土

(少しでも救出しようとしてくれるおじさんがいるんだけど)日本ではかあなり粗末にされているドイツでは町の片隅の表土さえ表土を捨ててはいけません と決まっているとか聞きますわたしは製薬会社の土地にいます世界中のまともな製薬会社は表土の微生物やい…

遺伝子の多様

今の大人が 残してよいものは(ほかにもあるけれどね) 遺伝子の多様性 残してはいけないものは 借金(テレビを見ていてこれ以上 借金で?) 身の周りに土 ありますか。 そこには何千 何万 何億もの 微生物が生きています。 コンクリートの庭では無理でしょう…

大手ゼネコンの自然保全はどうなっているのか?

この森の遺伝子の多様性は、埼玉県でも最高の部類に属するとわたしは考えています。 この森がまもなく壊されます。 1度 壊された生き物は作ることはできません。 地主の企業にお願いしても 埼玉県にお願いしても 上尾市にお願いしても アウトです。少しでも…

やはり 移植 

市民は自然を必要としているのか、いないのか? わたしの吸う酸素は我が家の庭の植物だけでは不足です。 自分の吸う酸素を自分の土地でまかなえる人は 日本中に何人いるのだろうかと考える。 どなたか計算していただけないかな。 今から40年近く前の上尾市の…

ああ ついに救えないことに

若葉の透き通るような色彩のあふれた雑木林 この春で終わりのようです。 来年はないという。首都圏にこれだけの豊かな多様性を残した平地林はなかったのです。 木の間に見えるのは西上尾第一団地 この生き物がどれほど大切なのか分かったときには 過去の記録…

荒川堤防 市民参加の植物調査 タンポポ4月10日

春うららかな荒川の河川敷 最長老のO氏 「わたしたちは幸せ 埼玉はいい」としみじみと 皆さん同感 こんなにゆったりタンポポを見ていていいのかしらと申し訳なく思いつつ観察会をしました。やはりこんな日はとても気分がよく、 タンポポを中心に観察をしまし…

上尾とその周辺の植物 刊行

上尾とその周辺の植物上尾にはまだまだ多くの日本在来の植物があります。 これは子どもたちの未来を守る大切な遺伝子資源です。 今ならまだ間にあうかもしれません。 きれいな空気と水を守るためにも 身近な自然をみなおしてみませんか。上尾のささやかなNPO…

春の調査会

今日の調査会震災や原発ことが気になりましたが、やはり外で活動することは気分が晴れます。春は着実にきています。 ノウルシ ノカラマツ エキサイゼリ ハナムグラの芽が伸びてきていました。 ハンノキは小さい小さい雌花が実をつけていました。地震の後の地…

三ツ又にも地震の影響が

たいへんな災害です。(原発関連は人災でしょう。) できることをしたいと思います。 今日買い物に行くとスーパーの棚が空っぽに近いのに驚きました。 知り合いの被災者に送るという人も多いと思います。 パニックにならないよう心を引き締めました。 被災者…

アマナが

アマナが伸びてきました。 葉は15cmほど、 蕾はまだのようです。 今年はチガヤが伸びていてチガヤに隠れています。 この方が目立たないでいいかもしれません。いつ咲くか楽しみです。

「上尾とその周辺の植物」発刊

あ・・・2月になってしまいました。もう春ですね。 暮れから本を出すための準備に追われブログは休みでした。 素人の怖いもの知らずか、無鉄砲というか。とにかく4年越しの本がまもなく出せます。 会員の方の残された写真と標本を元に、身近な植物への熱い想…