東村山市が うらやましい

sugama-stop2007-06-22

午前 4人  午後 4人
・雨の中 今までの採集場所の再点検をしながらの掘り上げ作業
 マムシグサ1 サイハイラン開花株2本見つかりほり上げた。
若者 
キンラン地帯から
白花1と黄色2を1斗缶の底を抜いたもので土ごと切り取るように採集
缶の口が折れ曲がったり
根があったりして結構採集しにくい。
(これは大切にキンランが自生しているAさんの屋敷森に移植させていただく予定)


この森の土は表面20cm位の下は堅いローム層のようになっている。
地質的なことも研究する必要があった。
素人でよく分からないが
雑木林の地質についての研究対象としても
おもしろいところであったろう。
永遠に研究できなくなりそうだ。


Kさん:勤務校に万葉の植物園を作ろうと採集に励んでいた。
万葉の植物も在来種とは限らないという。


午後ヒメクズを採集
(ヒメクズも上尾市内ではこの森にしか確認できていない) 
キンラン地帯にウメモドキの小さいのが2本あった。
採集・キンラン1本と共にSさんの森に移植予定
やはり外縁部の既存の雑木林中の希少な植物の保全移植は不可能に近い。
とてもすべてを移植できるものではない。
移植の時期も難しい。
第一移植することさえ無謀な植物たちなのだ。


でも仕方ない。
庭師のSさんにまた無理な電話をした。
6月中にウメモドキの移植を頼んだ。
仕事を何とかして駆けつけてくれることだろう。


東村山市では淵の森の公有地化を決定したという。
市民の願いに耳を傾ける能力のある行政を持つ
東村山市民が
うらやましい。