やはり 荒川は大草原・大湿地

sugama-stop2008-10-30

10月26日(日)市民参加の荒川堤防植物調査

雨模様の中15人
提防は草刈りをしたばかりなので、三つ又沼ビオトープと河川敷の水田地帯を調査。
ジョウリョウバッタ イナゴ オオカマキリ コカマキリ 
キチョウ キタテハ ハラビロカマキリ・・・結構飛んでいました。

竹林の影にはヤブタバコ ボタンヅル
アマチャヅル イシミカワ カラスウリ スズメノウリの実が色とりどりに輝いていました。

刈り取りの終わった水田にはアゼトウガラシ ミゾコウジュ ミズワラビ 今日の調査会の最大の見ものは
「アブノメとミズマツバ」
アブノメは20年ぶりに見ました。20年前学校の池に1本そっと生えていました。花は?・・たぶん見なかったと思う。
ところが今回は休耕1年目の水田に一面に林立していました。
ミズマツバも足の踏み場がないほどに群生していました。




荒川の河川敷と堤防はやはり大草原・大湿地ですよ。
生物の多様性も忘れてはいけません。
この草たちが水の浄化もしている。
酸素も作っている。


河川敷の自然を見直してほしい。


入間川の工事は1年工事を凍結して対策を講じることになりました。
最近国も反応がよくなっています。
市民も正しい応援をしないといけません。
私の「正しい応援」とは身の回りの自然に関心を持って率直に意見を伝えることです。