18号台風近づく

2年ぶりでしょうか。
関東にも接近しそうです。
河川敷の自然は洪水があることによって、
リセットされるという面があります。
洪水でかく乱されることによって、他の植物が侵入する前に発芽・生長する植物たちがいます。

農業にとっては収穫時期の台風は深刻です。

10月4日の荒川の自然を守る会のごみ拾いで、4t車1台分ぐらいは集めました。
9人で2時間あまりで集めました。

タイヤ 冷蔵庫 テレビ 建設廃材 ペットボトル ガラス瓶 缶 畑で使われたらしいビニルなどなど
なぜこれらはここに散乱しているのか。
洪水の後片付けというイベントを毎年この時期にしています。
今年は今まで1回も来なかったので助かったといいたいところです。
ところが以前の洪水で漂着していたものがあり、今回片付けました。
それからわざわざ河川敷に捨てに来る不埒の人がいます。
当会でも毎年数回ゴミ片づけをしていますが追いつきません。
その都度、荒川上流河川事務所や周辺の自治体に処分してもらっていました。
今回は量が多いので荒川上流河川事務所に処分を願いしていました。

今朝起きて台風の進路を見て、荒川上流河川事務所に台風が来る前に片付けてくださいと電話をしました。
後で考えるとこれはうかつだったかとも思いました。
荒川上流河川事務所はいま大忙しのはずでした。
台風が来ると大忙しの部署でした。

でも洪水のたびに大量のゴミが漂着するという事実。
皆さん深刻に悩んでほしいのです。
三つ又ビオトープ付近のゴミは、東京湾へ流れ出ます。
やがて太平洋に漂うのです。
日本海の漂着ゴミのひどさに驚きます。
私たちのゴミも他国や多くの生物に迷惑をかけているのです。

もうひとつ
私たちの会員の一人は近くの堤防のごみ拾いをずっとしています。
ここは二つの橋の間で交差する道があります。
信号待ちの人が大量にゴミを捨てます。
時間を作っては一人で何年も黙々とごみ拾いをしてくれています。
でも ゴミは増えるばかりです。
放置するとこのゴミも洪水になると東京湾に流れていきます。